2010年7月6日火曜日

リコー、廃棄物処理で優良委託先公表 リスク軽減

 リコーは国内工場の廃棄物処理の委託先約160社から優良企業を選び、ホームページ上で公開する。大手企業は不法投棄などを防ぐため処理業者の監査を強化しているが、評価結果を外部に明らかにすることで一段の業務改善を促す。

 同社は廃棄物の管理体制、汚染防止対策など約100項目について5段階評価をし、該当項目すべてで3以上の企業と取引している。

 優良認定するのは評価が4以上の企業で、これまでに全国14社(20事業所)を認定し、近く社名を公表する。優良認定は3年ごとに更新。優良企業には、新製品の生産などで新たに廃棄物が生じる場合、業務を優先的に委託する。

 リコーの国内工場では年2万トン規模の廃棄物(有価物を除く)が発生する。廃棄物の排出企業は処理業者が不法投棄をした場合でも撤去費負担などの形で責任を問われる恐れがある。同社は「産廃処理企業が景気低迷の影響で人手を減らすなど一部に質の低下がみられる」(環境経営推進室)としている。

日経新聞
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