2010年3月22日月曜日

OKIデータ、深セン工場で省人化、効率化進め増産対応

 OKIデータは2012年度までに中国・深セン工場で年120人の省人化と同2500平方メートルの省スペース化を進める。
 深セン市のある華南地区は慢性的な人材採用難にある一方で、同工場の生産量は08年後半の景気悪化以降も順調に伸びている。現在の従業員数は約2000人だが、将来はさらなるムダ取りで1500人規模の体制で対応できるよう生産効率を高める。
 OKIデータのプリンター製造拠点である沖電気実業(深セン)のプリンター製造部門は動線改善や部材倉庫の縮小、販社との連携強化などで省スペース化する。工場内の生産ラインは一字やU字型が中心だが、一人完結セルを増やしてスペースを確保するとともに一人当たりの生産性も向上させる。

日刊工業新聞
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