2010年5月26日水曜日

ブラザーの4~9月、純利益2.1倍に 産業機器伸びる

 ブラザー工業は25日、2010年4~9月期の連結純利益が従来予想を40億円上回り、前年同期比2.1倍の105億円になる見通しだと発表した。為替の円高・ユーロ安を受け、ユーロの想定レートを1ユーロ=125円から同115円に変更することがマイナス要因となるが、産業機器の販売増の効果が上回るとしている。

 4~9月期の売上高は24%増の2480億円と、従来予想を210億円上回る見通し。電子機器生産に使う穴開け加工機など、産業機器が中国などアジア市場で伸びる。営業利益は従来予想を60億円上回り、66%増の165億円となる見込み。

 ブラザーはプリンターなどOA機器の欧州での販売比率が高く、ユーロ相場の影響を受けやすい。同社によると、ユーロに対する1円の円高が年間ベースで、売上高で8億円、営業利益で6億円のマイナス要因になるとしている。4~9月期は販売の伸びがこれを吸収して増収幅や増益幅が拡大するという。

 11年3月期通期の売上高は前期比9%増の4888億円と従来予想から130億円上方修正した。純利益は6%減の185億円とする従来予想を据え置いた。

日経新聞
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