2010年8月18日水曜日

富士フイルム、3Dデジカメの新機種発売 裸眼で高精細3D

 富士フイルムは17日、3次元(3D)映像を撮影できるコンパクト型のデジタルカメラの新機種「FinePix REAL 3D W3」を9月4日に発売すると発表した。専用メガネを使わずに裸眼で高精細の3D画像を鑑賞できる液晶モニターを装備。ハイビジョンの3D動画も撮影できる。店頭の実勢価格は4万8000円前後で、年間40万台の販売を目指す。

 富士フイルムが2009年8月に発売した世界初の3Dデジカメの後継機種となる。右目と左目の役割を果たす2つのレンズと、それぞれに対応した2つのCCD(電荷結合素子)を搭載。異なる角度から撮影した画像を取り込んで3D画像を合成する仕組みだ。

 初号機も裸眼で3D画像を見ることができたが、新機種は凸型レンズを並べて両目の視差を生み出し、立体感を出す「レンチキュラーレンズ方式」を初めて採用。初号機と比べ、明るさを1.5倍、色再現性を1.8倍に向上させた。モニターサイズも3.5型に拡大した。

 HDMIケーブルで3D対応テレビに接続すれば、テレビ画面でも立体映像を鑑賞できるようにし、利便性も高めた。

 3Dデジカメはソニーも発売しているが、搭載レンズは1つ。水平に動かしながら連続撮影して、3D画像を合成する方式を採用している。

日経新聞
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