2010年8月31日火曜日

富士ゼロックスインタビュー記事

ビジネスサロン:富士ゼロックス・山本忠人社長
 ◇期待のアジア市場で人材確保積極的に

 富士フイルムホールディングス(HD)傘下で、業務用のプリンターや複合機などを生産・販売する富士ゼロックス。10年3月期決算では、HD傘下の3部門中、唯一322億円の営業黒字を確保。10年4~6月期も、前年同期比3・7倍の193億円の営業黒字となった。山本忠人社長(64)は「昨年末に投入した中小企業向け複合機が好調で、国内で新規顧客を獲得できた。今年度は昨年以上の収益が期待できる」と意気込む。

 事業の成長を期待するのは中国を中心としたアジア。5月にはベトナムにも販売会社を設立。中国で28カ所の営業拠点を整備し、インターンシップの現地大学生を受け入れるなど人材確保にもつとめている。09年度は海外売上比率は約38%だったが、「現地で優秀な人材を確保し、14年度までには5割にしたい」と話す。

毎日新聞
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