2011年3月25日金曜日

ブリックス、シンクタンク会議、北京で開催

BRICs・ブリックスのシンクタンク会議が24日、北京で開催され、中国、ブラジル、ロシア、インド、南アフリカから60名あまりの専門家が出席しました。会議では、当面の世界経済や政治情勢、ブリックス国家間及びシンクタンク間で行われている実務協力の強化について話し合われています。

 2日間の日程で行われる今回の会議は、4月中旬に中国の海南省三亜市で行われるブリックス首脳会議に政策などを提案するために開かれたものです。

 中国全国政治協商会議の孫家正副議長は開幕式で、「各国の専門家と真摯に交流し、世界経済の持続的な回復や、ブリックスという協力メカニズムの推進に貢献したい」という中国政府の立場を表明しました。さらに、「ブリックスのシンクタンクがより効果的に役割を果たすため、各国の専門家が、チャンスと課題、世界経済と金融が抱える深刻な問題などについて研究を深めると共に、各国のシンクタンク間の協力を強化していくべきだ」と提案しました。

 今回の会議は、中国近代世界研究センター、中国平和発展基金会が主宰したもので、「発展、協力、共有」をテーマとしています。

中国国際放送局