日本製紙グループ本社は、5日から日本製紙の勿来工場(福島県いわき市)の操業を再開する。損傷したバイオマスボイラの代わりにディーゼル発電機を使い、感熱紙専用の塗工機1台を再稼働させる。残る3台の塗工機も、4月中旬をめどに順次、再稼働させる予定。
同工場では情報用紙を生産している。印刷用紙などを生産する主力の石巻工場(宮城県石巻市)と岩沼工場(宮城県岩沼市)は引き続き操業を停止している。
日刊工業新聞
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