2010年1月26日火曜日

張立群が中国2010年経済予測発表

中国国務院発展研究センターマクロ経済研究部の張立群研究員が2010年1月25日2010年中国経済についての予測を発表した。
張立群氏は2009年経済について、「国際金融危機の影響によって中国経済は大きく後退し、2009年第1四半期にはGDP成長率が6.1%まで低下した。しかしその後は中国政府の内需を重視した一連の政策によって順調な回復を示し、2009年通年のGDP成長率は8.7%へ回復した。」とまとめた。
2010年は「外部環境は依然として厳しいが現在より悪化することはない。輸出総額の成長率はマイナス成長を脱し、1桁台の成長率まで回復し、内需は穏やかな増加を示すだろう。」と説明し、GDP成長率は9.5%前後との予測を示した。
また消費者物価指数の増加幅は3%以内、大規模なインフレがおきることはないとも述べている。