2010年2月17日水曜日

富士ゼロックスなど、マネージド・プリント・サービスで教育機関の出力環境運用コストを30%削減

米ゼロックスとワールドワイドに提供
ゼロックス・コーポレーション(本社:米国コネチカット州、以下米ゼロックス)と富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社は、マネージド・プリント・サービス(MPS)として展開するXOSのノウハウを企業から教育現場にも広げ、世界各地の大学で出力環境の向上によるコスト削減を支援している。同社ではマネージド・プリント・サービス世界市場のマーケット・リーダーとして、企業における数百万ドル規模の経費節減に適用するツールや技術を使い、高等教育機関で30%の出力環境運用コスト削減を実現した実績を発表した。

富士ゼロックスはオーストラリアの首都にあるキャンベラ・インスティテュート・オブ・テクノロジー(CIT)が使用していた494台の複数ベンダーの出力機器を199台に集約した上で、4つのキャンパスに設置されているすべての出力機器の調達・管理・サポートおよび集中プリントセンターの運営を行なっている。CITは機器管理やメンテナンスにかかる作業をすべて富士ゼロックスに委託したことにより、煩雑な作業から解放された大学職員の満足度は99%に達しているという。

このほかにも、世界各地の高等教育機関において、米ゼロックスは経費節減と、学生に対するサービス向上を支援している。

参照記事

※カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)、 ホバート・アンド・ウィリアム・スミス・カレッジ(米国ニューヨーク州ジェニーバ)、ロッテルダム大学(オランダ)などでの実例を紹介。
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