2010年11月18日木曜日

OKIデータ、米コンサル会社と提携-葬儀社向け印刷管理

 OKIデータ(東京都港区、杉本晴重社長、03・5445・6111)は米国のコンサルタント会社と提携して現地の葬儀社向けに印刷管理サービス事業を始めた。複合機やプリンターは価格競争のほか企業の印刷コスト抑制も根強く、収益源である消耗品の販売も2008年の世界同時不況前の水準に戻っていない。
 サービス事業を新たな収益源とすべく、提携戦略を加速する。今回の協業により、年間30万ドル(約2500万円)の売り上げを見込む。
 OKIデータは葬儀社向けにインターネットを活用したコンサルティング業務を行う米フレイザーコンサルタント(ワイオミング州)と提携した。OKIデータがプリンターや複合機をフレイザーの顧客に提供して機器の運用管理も代行し、フレイザーは葬儀参列者登録帳や礼状、しおりなど450種類以上の小物のデザイン原画を提供する。

日刊工業新聞