2009年12月7日月曜日

大塚商会とサイオステクノロジー、紙文書の電子化データ利用を促進する電子文書変換ソリューションを提供

―スキャンした紙文書をワードやエクセル形式に簡単変換、業務システムとも連携―

ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会とサイオステクノロジー株式会社は、平成22年1月25日より、複合機のスキャナ機能を利用し、紙文書を編集可能な電子文書へ変換するソリューションを提供する。 本ソリューションは、株式会社リコー製複合機にスキャナ登録作業を可能にするサイオス製ソフト「Quick コンバート」を搭載し、大塚商会が導入支援、保守サービスを行うもので、初年度は600社への導入を目指す。

「Quickコンバート」を利用すると、スキャナ機能で文書を電子化する際に、データとして編集可能な形(Word、 Excel、 PowerPointなどMicrosoft Officeをはじめとする各種フォーマット)に変換することができる。これにより、紙文書の電子化による文書の保存、配布に留まらず、電子文書へ変換されたデータの利用方法が大きく広がるという。電子化された文書はデータとして、グループウェアや業務システムなどのアプリケーションへ取り込むことも可能で、大幅な業務効率向上が図れるというもの。

今回、Quickコンバートによって変換されたデータを取り込むことのできるアプリケーションは、名刺管理や当て込み印刷などができる「やさしくシリーズ」(メディアドライブ株式会社)があり、今後、株式会社OSK製「eValueNS」などアプリケーションを随時増やしていく予定。また、大塚商会が提供する導入支援サービスでは、企業における電子化の目的と現状業務を把握し、その環境や業務・運用方法に合わせたシステムの導入や運用について指導を行います。これらにより、個々の企業の業務形態に即した運用が可能となり、オフィスのデジタル化推進と業務効率の向上が可能となる。

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