2010年10月6日水曜日

OKIデータ、コンパクトなA4カラーLED複合機「MC561dn」など2機種を発売

~独自開発の高速読取技術を搭載し、コンパクトながら高速ダブル両面を実装~

(リリース記事より)

 OKIグループのプリンタ事業会社OKIデータ(社長:杉本晴重、本社:東京都港区)は、このたび、A4カラーLED複合機の新商品「MC561dn」、「MC361dn」の2機種を発売します。新商品は、初の自社開発スキャナーを搭載し、高速な自動両面読取・印刷のダブル両面搭載で世界最薄(注)のA4カラー複合機です。

 信頼の長期保証付きブランド「COREFIDO(コアフィード)」シリーズのラインアップとして2010年10月上旬より出荷を開始し、成長するA4カラー複合機市場において、年間3,000台の販売を目指します。

 新商品の最大の特長は、高速ダブル両面、すなわち高速自動両面スキャナーと高速自動両面プリンタを標準装備しながら、わずか444mmとA4カラー複合機の両面印刷対応のクラスで世界最薄を実現したことです。従来機種と比較して、高さで約8センチメートル、容積で20%以上の小型化に成功しました。

 また、最初にまず読取原稿を反転させるという独自の自動両面スキャン機構により、用紙ルート長を従来の20%短縮させることで、高速化と小型化を実現しました。

 画質面においては、スキャナーに2列のLED光源を使用した1,200dpi高精細読み取りセンサを採用しており、従来コピーを繰り返すと劣化しがちであった伝票などの微細な文字に至るまで、劣化させることなく美しく読み取り、印刷します。

 環境面においては、消費電力を極限まで削減するプリンタ用「Green ASIC」に加え、新開発のスキャナー用「Green ASIC IM」を搭載し、高速・多機能にもかかわらず、スリープ電力1.5Wを実現しました。「Green ASIC」、「Green ASIC IM」は、睡眠時に人間が一部の機能を残して脳を休ませるのと同じように、高集積ASICチップ内の未動作回路電力まで制御し、ミリワット単位のエネルギーマネジメントを可能にした環境対応ASICです。

 操作性向上にも注力しており、大型高精細ディスプレイを採用した操作パネルと操作ガイダンス機能を搭載しています。さらに、大型キーボードを採用しており、メールアドレスやキーワードの入力も無理なく行なえます。また、配線コードを隠すことができるなどフルアングルデザインを採用し、現代のデザインオフィスにもフィットするデザインです。

参照記事
キー・リサーチ トップへ