富士ゼロックスは11月4日、複合機やプリンタ向けの運用管理ソフト「ApeosWare Management Suite」を11月30日に発売することを発表した。
ApeosWare Management Suiteは、複合機やプリンタのユーザー情報の設定や定期的な更新を一括して行う「機器管理」、個人やグループごとに出力枚数を制限できる「ユーザー管理」、誰がいつ何枚出力したかなどを把握する「ログ管理」、空いている機器を選んで出力する「プリント管理」などの各機能を提供する総合管理ソフト。富士ゼロックスではそれぞれの機能を統合することで、複数のサーバに管理用ソフトを個別にインストールする必要がなくなり、1台のサーバで運用管理が可能になったことから、コストやCO2の削減に貢献できるとしている。また、ユーザー情報と機器情報を共通のデータベースで管理し、ソフトごとの情報管理が不要になること、ウェブブラウザを利用した共通のログイン画面から一貫した操作方法で利用できることなど、管理や運用にかかっていた手間を軽減し、本来の業務に集中できる環境を提供するとしている。
ApeosWare Management Suiteは、ワークグループレベルで使用する「Standard Edition」に加え、大規模環境向けに「Professional Edition」も用意。利用可能な言語は日本語のほか、2010年春頃には英語、韓国語、中国語(繁体字、簡体字)に対応する予定。
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