2009年11月2日月曜日

NTT など6社、ホーム ICT サービスの実現に向けトライアルを実施

家電・オフィス機器などをネットワークにつなぐことでより豊かで便利な暮らしを実現するトライアルを開始

11月2日、NTT、パナソニック電工、富士ゼロックス、シャープ、NEC、バッファローが、ホームICTに関する新サービスの開発・実用化に向けた実地検証を開始すると発表した。富士ゼロックスの取り組みとしては、中小企業/SOHO事業者向けサービスの拡充を目指したホームICT基盤の有効性・有用性の検証があげられている。

ホームICTは、家庭用機器やオフィス用機器をネットワークにつなぐことで便利に利用する仕組み。光回線や次世代ネットワーク(NGN)など、 ICT基盤を拡充するNTTと、ネットワーク対応機器を販売する、パナソニック電工、富士ゼロックスら5社が共同で実地検証に取り組み、新サービスの開発・商用化に向けて検討していくという。検証は、12月から順次NTT研究所で行う。各社の機器、アプリケーションとホームICT基盤を接続し、動作の正常性などを確認するとのこと。また、パナソニック電工では、エアコン・照明のオン/オフなどのライフィニティ(くらし安心ホームパネル)の接続・動作環境、富士ゼロックスでは、中小企業やSOHOに向けたホームICTの有用性の検証、シャープでは家電、エネルギー、健康などさまざまなサービスをシームレスに提供するサービス基盤の確立など、各社ごとのテストも実施するという。

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