2009年11月16日月曜日

カシオ、裏面照射型CMOSセンサー搭載の高倍率「HIGH SPEED EXILIM」を発売

カシオは、40コマ/秒の高速撮影が可能な20倍ズーム機「HIGH SPEED EXILIM EX-FH25」を27日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。同社が2008年9月に発売した「HIGH SPEED EXILIM EX-FH20」の後継モデル。新たに、1/2.3型有効1,010万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載した。裏面照射型CMOSセンサーの採用により、暗所でもノイズの少ない画質を実現できたとしている。搭載した裏面照射型CMOSセンサーはソニー製。

 裏面照射型CMOSセンサーは、センサーの表面から光を照射していた従来のCMOSセンサーとは異なり、背面から光を入射させることで、センサー上の配線やトランジスタの影響を受けることなく、フォトダイオードに入る光の量を増大させることが可能。デジタルカメラではソニーの「サイバーショットDSC-WX1」と「同DSC-TX1」に続く製品化となる。手ブレや被写体ブレが発生しやすい夜景撮影で、シャッター速度の速い複数の連写画像を一枚に合成してブレを軽減できる「HS(ハイスピード)夜景」を引き続き搭載。今回、連写の後に人物をストロボ撮影した画像を合成することで、人物と背景の両方を美しく撮影できるという「HS夜景と人物」を新たに追加した。また、人物の顔が暗くなったり青空が白く写るなどの失敗写真が多い逆光撮影で、露出の異なる3枚の連写画像を合成することで、黒ツブレや白トビの無い撮影が可能な「HSライティング」も新搭載した。「HS夜景と人物」と併せて、手持ちでの撮影が可能。

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