総合ポータルサイト「サーチナ」が、11月に行った中国人のオンラインショッピング(B to C)動向の調査結果を一部公開している。
中国のインターネット利用者は3億6000万人(09年9月末時点)となり、日本の総人口の3倍近くに達し、中国における普及率も25%を超えたとされる。この中で、オンラインショッピングを利用するユーザー数は1億2000万人(09年6月末時点)、販売高は年間1320億元(約1兆8000億円)、中国の社会消費財小売総額の約1%を占めているといわれる。
上海サーチナ(サーチナ総合研究所)が保有する中国人のオンラインモニター会員(09年11月末現在、42万4392人)を駆使したインターネット調査が実施され、中国ネットショッピングユーザー・非ユーザーの過去、現在、今後の動向に関して回答が収集、分析されている。以下分析結果抜粋。
◆中国人は収入が高くなればなるほど、オンラインショッピングを頻繁に行う。
◆過去1年のオンラインショッピング1回当たり最も高かった買い物は約5000円。
◆ショッピングサイトにたどり着くのは、検索エンジンで商品を検索する人が多数。
◆よく利用するショッピングサイトは、「淘宝網」が圧倒的。初心者は特に。
◆ここ1年のオンラインショッピング、「増えた」と答えた人が75%に。
◆ショッピングサイトのストレスはデザイン、レイアウトではなく、「商品説明」。
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