2010年5月17日月曜日

マレーシアの第1四半期のGDP成長率は10.1%

中央銀行バンク・ネガラは5月13日、2010年第1四半期(1― 3 月) の国内総生産(GDP)成長率が10.1%の大幅上昇となったと発表した。落ち込んだ昨年からの反動とはいえ、四半期毎では10 年ぶりとなる高い水準となった。

堅調な消費と公共支出に支えられた国内需要の継続的成長と、対外需要の高まりが高い経済成長に貢献。対外需要は国内の生産、雇用、景況感などにプラスのスピルオーバー効果をもたらした。

第1四半期の国内消費は、5.4%上昇(昨年第4四半期は2.8%)。個人消費は5.1%、公共支出は6.3%の伸びとなった。

製造は、電気・電子が34.4%、輸送機器が25.3%、非金属鉱物製品・卑金属・組立金属製品が17.2%と大幅な伸びとなったことを貢献、全体で 16.9%の高い成長を記録した。製造業が2ケタ成長となったのは、2004年第3四半期以来。

サービス業は、旺盛な国内消費に支えられて卸売・小売業が9.6%と高い成長を示して牽引、9.3%だった前期には及ばなかったものの全体で8.7%の穏当な成長を維持した。

このほか建設業は、公共工事と非住宅部門の伸びを受けて8.7%成長を記録。前期にマイナス2.8%に落ち込んだ砿業・採石は、天然ガスが8.8%成長したことを受け、2.1%のプラス成長に復帰した。農業は林業・ゴムがそれぞれ12.9%、34.7%の高い伸びとなったことから、全体で6.8%の成長を維持した。

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