リコーが2日発表した2010年4~12月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前年同期比41%増の203億円だった。企業のIT(情報技術)投資の回復でカラー複写機の販売が伸びたことに加えて、事務機の運用や管理を受託するサービスが好調。販管費などのコスト削減も寄与した。
売上高は2%減の1兆4390億円。円高が影響したほか、モノクロ複写機の販売が低迷した。営業利益は販管費の削減も寄与し、43%増の539億円だった。
11年3月通期の連結業績は、従来予想を据え置いた。
日経新聞
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