2009年11月11日水曜日

リコーが世界初の新開発バイオマストナーを採用したデジタル複合機を発売

株式会社リコーは、デジタルモノクロ複合機の新製品として、「imagio(イマジオ) MP 6001GP」を新発売する。

リリース記事によると、「リコーでは、持続可能な社会の実現に向け、製品を構成する素材の見直しも企業の社会的責任であると捉えています。素材見直しにおける重要なポイントとして、新たに自然界から取り出す資源の使用量の大幅抑制と、枯渇リスクの高い資源の代替に焦点を当てています。製品の再生と並び、枯渇が予測される石油資源から再生可能なバイオマス素材への転換もこの活動の一つで、これまでにもバイオマスプラスチックを製品の一部に使用してきました。
 こうした取り組みを拡大し、この度、世界で初めて、メーカー純正のバイオマス由来材料を使用したトナーを新開発し、新製品「imagio MP 6001GP」で採用いたします。一般的にトナー成分の約80%は樹脂で、その樹脂の材料は石油に依存しています。新開発トナー「for E(フォー・イー)トナー」は、樹脂を含めたトナー成分全体の25%(質量比)をバイオマス由来としており、これにより次の2つの点において環境負荷軽減に寄与します。」とされている。

参照記事
キー・リサーチ トップへ