2010年4月15日木曜日

第1四半期の中国GDP伸び率は11.9%、07年以来の伸び

中国国家統計局が発表した第1・四半期の経済成長率は前年比11.9%となり、第4・四半期の10.7%から加速した。エコノミスト予想の11.5%を上回り、2007年の13%以来の高い成長率となった。

3月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.7%低下した一方、生産者物価指数(PPI)は0.5%上昇した。第1・四半期のCPIのうち、食品は5.1%上昇した。

国家統計局は、景気回復の勢いが増しており、政府による通年の成長目標達成に向けて順調に推移している、との認識を示した。

さらに、中国は経済構造を調整し、インフレ期待を管理する政策を実行することによってのみ、経済および社会の健全で急速な発展を実現できる、と指摘した。

第1・四半期のGDPは金額ベースで8兆0580億元、2009年は33兆5300億元だった。また、第1・四半期の一人当たり実質可処分所得は、都市部で前年比7.5%増加。農村部では9.2%増加した。

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