2011年8月8日月曜日

富士ゼロックス、高速インクジェットプリンターを新開発し自社最高速フルカラーシステムを販売開始

(リリース記事より)
データプリントおよび印刷市場に向けフルカラー・コンピュータープリンティングシステム
「2800 Inkjet Color Continuous Feed Printing System」新発売
2011年7月20日

富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:山本 忠人)は、データプリントおよび印刷市場向けに、インクジェットプリンター「2800 Inkjet Color Continuous Feed Printing System(2800インクジェット カラー コンティニューアス フィード プリンティング システム)」を開発し、8月31日から発売いたします。



2800 Inkjet Color Continuous Feed Printing Systemに関する詳細情報 主に金融、生損保、証券、通信会社などの業界で発生する利用明細書、請求書等の個人のお客様に対して発行しているドキュメントの出力業務では、極めて短期間に集中した大量出力や、個人の興味関心のある情報を通知物に付加して購買行動の喚起を図るバリアブル印刷のニーズが高まっています。

今回の新商品は、インクジェットプリント方式の採用により超高速出力が可能となり、高い生産性を実現。また、データプリントの信頼性をさらに高めたフルカラーバリアブル印刷によりお客様と企業間のコミュニケーション向上に貢献します。

具体的には、

1.プロダクションプリンターでは当社初のインクジェットプリント方式を採用し、フルカラー両面で200m/分(A4 2up 両面換算で2,624ページ)注1という高速出力を実現
2.新開発のコントローラー(高速RIP処理用アクセラレーター)により、毎ページデータが変わるバリアブルデータにおいてデータ変換処理スピードを高め、プリンター本体の出力スピードを最大限に発揮
3.両面印刷時、従来高速のインクジェットプリンターでは、2台のプリンターを繋げて行っていましたが、1台で両面印刷が可能になり、設置スペースを50%削減
4.本体に色調整機能(カラーマネジメントツール)を実装しており、実物に近い写真を印刷するための色調整の時間が大幅に節減でき、文字・数字はより読みやすく鮮明に印字
5.操作性に優れたタッチパネルの採用により、プリンターの状態、JOBの状態、RIPの進捗状況が直観的に把握でき、オペレーション効率を最大化
富士ゼロックスでは、当社カラープロダクション分野において最高速のインクジェット方式プリンターを超高速プリンティング市場に投入することで、さらにラインアップを強化し、プリンターをご利用頂くお客様の業務拡大に貢献するとともに、プロダクションプリンティングのパイオニアとして、印刷物をご利用頂くお客様への価値提供も高めてまいります。

注1印刷JOBによってはプリントスピードが異なる場合もあります。
注記:この新商品は、IGAS(開催期間:9月16日~9月21日)にて出展されます。