2010年4月28日水曜日

リコー、パソコンの運用管理業務を受託する「マネージドITライフサイクルサービス」を提供

~ PCの導入計画から調達・資産管理・回収業務までをクラウド環境で支援 ~


 株式会社リコーは、ITサービス総合メニュー「ITKeeper(アイティキーパー)」に加わる新商品として、中堅・大手企業におけるPCの運用管理業務を受託する「マネージドITライフサイクルサービス」を4月30日から提供開始する。

(以下リリース記事抜粋)
 企業は、TCOの削減やコアビジネスへの集中など多岐にわたるオフィスでの課題を抱えています。また、昨今の厳しい経済状況から多くの企業がさらなるコスト削減を求め、IT資産の調達においても特に中堅・大手企業を中心に、情報システムを「所有する」という形態から、「利用する」形態へと、情報システムマネジメントを変革する機運が高まっています。

 新商品では、PCの導入計画から、調達、導入・設置、運用・管理、保守、回収にいたるPCのライフサイクル全体をワンストップで受託し、月額料金で提供します。これにより、PCの入れ替えに伴う初期投資を抑制することが可能です。また、PCの調達申請やご利用機器情報の管理サービスをクラウド環境でご提供することで、システムの維持・運用コストを削減します。さらに、障害発生時にはリコーの全国サービス網を活かした訪問保守サービス提供が可能です。これにより、お客様はPCのライフサイクルに関わる煩わしい付帯業務から解放されます。

 これまでリコーでは、PCのハードウエア・ソフトウエアの稼働状況を把握するための管理システムを1996年に社内に導入して以来、PCの調達から運用保守、回収まで一元的に管理できるシステムに改修しながら、約10年以上運用してきました。一方、お客様のご要望に合わせた情報システムの構築や運用、保守などをワンストップで提供してきました。

 リコーは、こうした社内実践やお客様へのサービス提供で培ったノウハウと共に本サービスをお客様にご提供していきます。また今後は、複合機やプリンターなどオフィスの出力環境を運用・管理するManaged Document Services(マネージドドキュメントサービス)と組み合わせ、オフィストータルでの価値提供を行うことにより、お客様へのさらなるサービス提供範囲の拡大とサービス提供レベルの向上に努めます。

参照記事
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