2011年1月27日木曜日

今後世界低コスト生産地は中国西部・インド・東南アジアに移転していく

 26日、世界経済フォーラム(WEF)で発表された、Geo Logisticsの報告によると、今後15―20年間、世界の低コスト生産の中心は中国西部・インド・東南アジアになる可能性が高いとのこと。
 これまで世界の低コスト生産を担っていたのは中国の沿岸部地域であったが、発展による賃金上昇のため、今後生産基地としての地位を維持していくことは難しいとされる。 
 中国に変わる生産基地として有望視されているのが、ベトナム、タイ、インドなどである。
 また中国も自国西部地域への生産基地移転を目指しているが、まだインフラや交通アクセスなどの整備が遅れている。現在全力で交通整備を推進しているという。