リコーは7日、テレビ会議システムやパソコン、複合機といった異なる機器の情報を連携させる法人向けクラウド事業を始めると発表した。映像や音声、書類などを簡単に共有できるようにし、遠隔会議や社内外での情報交換を円滑化する。複合機の販路を使って販売を拡大し、2015年度に売上高1000億円を目指す。
新規に立ち上げるのは「ユニファイド・コミュニケーション・システム(UCS)事業」。第1弾として11年夏以降に専用のテレビ会議システムを発売する計画。映像配信には米ニュージャージー州の映像ベンチャー企業の技術を活用する。
日経新聞